漆器を気軽に使う

漆器の色は黒と朱色が圧倒的に多いです。
所説ありますがその理由としては、古くから武家は黒塗りの調度品を。仏教道具は朱色を。と対照的な勢力に牽引され発展したと言われております。

どちらも普段とは違った晴れの日や特別な日に使うものとして今日まで扱われてきました。
近年は生活様式も変わり、日本古来の伝統的行事も少なく漆器の活躍の場が少なくなってはいますが、やはり黒塗りや朱色の器が持つ力は大きく、食材を超えた独特の高揚感に包まれます。

輪島塗の場合製作期間が長いため、あらかじめ半製品の状態で作置きをする場合が多いです。
その後、お客様の要望をお聞きして色や模様をつけ納品するのが一般的ですが、半製品の状態で数年経過する中で器のデザインが古くなったり、使われなくなった道具的器なども出ますので、塗太郎の”いい器屋”では、格安で販売も行っております。

漆器の良さを感じる感性は人それぞれ。
用途にとらわれず新しい自由な使い方をすることで、日常の豊かさを感じて頂ければ幸いです。

いい器屋サイトもご覧ください。